■新入社員必読、データベースの基本を理解しよう
初心者でもDB設計やデータモデリングについて学べる7つのサイトと本
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こんにちは。谷口です。
「SQLは何となく書けるけど、DB設計はしたことない…」「DB設計について一度ちゃんと学んでおきたい…」という人は多いですよね。
DB設計とは、DBのデータモデル(DBの構成など)を作成する作業です。
DBを一から作ったり、テーブルを追加したりする際は、当然ですが「今あるデータが何となく格納できればそれでOK」ではありません。
テーブルは正規化できていないといけませんし、データの整合性も取れないといけません。また、効率よくデータが取れる構造になっているかどうかも重要です。
一から設計に取りかかるようなケースは少ないかもしれませんが、DBを取り扱うことがあるなら、こうしたDB設計の基本は知っておいて損はありません。むしろ自分が扱うDBの構造はきちんと知っておかないと、「なんか適当にSQL投げたらデータ取れたけど、正しく取れてるのかどうかよくわかんないな」というふうにブラックボックス化してしまいます。
DB設計の基本を学んでおくと、サービス内容や開発言語にかかわらず、役に立つ知識となるはずです。
そこで今回は、DB設計について学べるサイトと書籍をご紹介します。
『書き込み式SQLのドリル 』の作者の方による日経XTECHの連載記事です。DB入門者向けに、書籍から抜粋された内容が掲載されています。
もちろんDBについてさらに詳しく知りたい人やSQLの練習をしたい人は、『書き込み式SQLのドリル 』を読んでみるのもおすすめです。
■達人に学ぶ SQL徹底指南書
なお、初心者を抜け出したい人や中級者向けの内容になってはいますが、さらに詳しくDBについて学びたい人には、続編の『達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ』もおすすめです。
■SQLアンチパターン
SQLの記述方法だけでなく、DB設計の段階から、様々な場面で陥りやすいアンチパターンについて解説されています。アンチパターンというのは「やってはいけない、避けたいパターン」ということです。知らないとついついやってしまうアンチパターンですが、「なぜやってしまうのか、どうすれば防げるのか」がわかりやすく書かれています。
DB設計の経験がある人向けの書籍だとは思いますが、DBを使うことになった新人の人にもおすすめです。
■まとめ
前述の通り、DB設計の基本はサービス内容や開発言語にかかわらず役に立つ知識です。
DBを取り扱うようになると「そうだ、SQL学ぼう」とはなると思いますが、DB設計についても勉強しておいて損はありません。
ちなみにSQLに関しては、paizaラーニングで「DB/SQL入門編」というレッスンも公開しています。
SQLのオンライン実行環境と構築済みのデータベースが用意されているので、面倒な環境構築やデータベースの準備などをしなくても、動画と演習問題を通して楽しくSQLの使い方が学べます。
このように、自分で手を動かして実際のSQL文を打ち込んでみたり、結果を確認したりできます。
paizaラーニングの「DB/SQL入門編」について、詳しくはこちら
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